西宮市｜さきたクリニック-院長のひとりごとコラム-六甲おろしはいつ歌えるのか？

今年のプロ野球も無事閉幕しました。コロナ禍で一昨年は開幕が延期され無観客試合も観客制限もありました。昨年は延長戦のないシーズンを経験しました。
今年は観客制限もなく、ルールも以前通りとなりました。それでも声援なしジェット風船なしで、もちろん六甲おろしも歌えませんでした。来年はコロナが収まって六甲おろしを歌えるでしょうか？

 

それにしても今年の阪神タイガースは開幕戦で7点差を逆転されて敗れて以降、セリーグワースト記録の開幕９連敗を喫しました。その後も負け続け、一時はセリーグの他の５球団が５割以上の勝率でその負けを全部阪神が背負っていたこともあるほどでした。
中盤から後半にかけて何とか盛り返して最終成績はセリーグ３位でした。クライマックスシリーズのファーストステージは2位の横浜ベイスターズに勝ち越したものの、ファイナルステージではヤクルトスワローズにあっさり敗退しシーズンを終えました。

 

大体、阪神は長い日本プロ野球の歴史の中で1985年に1度日本一になっただけです。
日本一1回のプロ野球チームは2005年に新規参入した楽天ゴールデンイーグルスだけです。また阪神は2005年以来リーグ優勝をしていません。セリーグは6チームで構成されていますから、単純に考えて6年に1度は優勝する計算になりますが、実に17年間優勝から遠ざかっています。

 

来年こそはコロナが収まって、強いタイガースが戻ってきて高らかに六甲おろしを歌いたいものです。岡田監督何とかよろしくお願いします。

 

著者　院長・医学博士　先田功