西宮市｜さきたクリニック-院長のひとりごとコラム-快眠快食快便

　健康を維持する秘訣として“快眠快食快便”が挙げられます。今回は私の“快眠快食快便”について述べさせていただきます。

 

快眠：私は若いころは不眠症でした。学生時代は不規則な生活が原因と考えられます。勤務医時代は当直業務や夜中の呼び出しなどがあり思うように睡眠がとれないという事情がありました。
開業してよかった点として、そのようなことがなくなり今は快眠を享受できていることに感謝しています。

 

快食：人は食べるものでできていると言われます。食事は健康の基本であることは間違いありません。最近は年を取って味の濃いものや脂っこいものを体が自然と受け付けられなくなってきました。
旬の食べ物をおいしくいただく幸せをかみしめる毎日です。

 

快便：私は若いころ結構長期間“痔”に悩まされていました。ある時、一念発起して肛門科を受診し手術を受けました。おかげで術後は”痔“から解放され、本当に人生が変わったと実感しました。
世の中に”痔“で悩んでおられる方は多いと思われます。一度勇気をもって肛門科を受診されることをお勧めします。それ以降は快便を謳歌していたのですが、最近便秘に悩まされるようになりました。今はいろいろ原因を考えて快便を取り戻すべく努力中です。

 

“快眠快食快便”はいずれもあって当たり前で失うとそのありがたみが身に沁みます。
日々”快眠快食快便“に意識を向け、感謝をして生活をしていきたいものです。
人生百年時代と言われています。むつかしい理屈は抜きにして、日常の習慣を整えることが一番の健康維持の秘訣と考えられます。

 

著者　院長・医学博士　先田功