人生100年時代を迎えて、健康で長生きするための3原則。
1.運動(命がけで運動しましょう。)健康と運動に関するあらゆるデータが運動は健康に良いことを実証しています。運動をすればがん、脳卒中、心臓病を予防し認知症の発症も抑え寿命が延びます。ということは逆に運動をしないとそうした疾患のリスクが高まり、寿命も短くなります。つまり何としても日常生活に運動の習慣を取り入れましょう。
2.睡眠(睡眠の借金はかさむが貯金はできない。) 日々の睡眠不足は睡眠負債として積み重なりやがて体調を崩し病気のリスクが高まります。だからと言って休日に寝だめをしてもその負債は返済できません。あくまでも普段から必要な睡眠を確保することが大事です。適正な睡眠時間は個人差がありますがおおむね1日7時間プラスマイナス1時間の範囲です。また現代人において昼寝は日常生活のパフォーマンスを上げるのに有効です。昼食後10分から20分の瞑想で午後からの活動が見違えります。
3.食事(バランスの良い食事:糖質制限)人は食べるものでできているといわれます。バランスの良い食事が健康のために必須であることは論を待ちません。現代は人類の歴史始まって以来、飢餓よりも飽食で命を落とす人がはるかに多くなっています。つまり多くの人が食べ過ぎによって命に係わる病気になっています。その最たるものが糖質のとりすぎです。毎日の食事を見直し、特に糖質をとりすぎないように留意しましょう。
適正な運動、睡眠、食事を心がけ病気を未然に防ぎ健康で長生きしましょう。これは誰のためでもなく、自分のためです。そえはひいては周りの人たちのためでもあり、広く社会のためにもなります。日々の生活をもう一度見直してみましょう。
著者 院長・医学博士 先田功
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