さきたクリニック院長 先田功が
毎月乳がん医療に関することなどの医療コラムを更新。
乳がんや乳腺疾患、近年の乳がん治療、乳がん検診の医療情報や乳癌学会の内容など、院長が執筆し「院長のひとりごと」と題しWEB配信しております。
夏になり新型コロナ感染症が増加しています。
これは第13波になります。
今流行している変異株の名前はニンバスです。
最初のころはアルファ(α)、ベータ(β)などのギリシャ文字であらわされていました。
15番目のオミクロン(o)が脅威的な変異株として一時期注目されました。
ニンバスとは学者が命名したニックネームでギリシャ文字ではありません。
ニンバスの症状の特徴は剃刀を飲み込んだような強烈なのどの痛みといわれています。剃刀を飲み込んだ人などいないでしょうがその痛さが伝わる表現です。
今のところワクチンは作られていません。コロナに効くといわれる薬は数種類あります。
できれば感染したくないものです。
感染予防は手洗い、うがい、マスクが基本です。そのうえでいわゆる3密(密閉、密集、密接)を避けるということになります。
パンデミックのころのような徹底した感染予防はいろいろな弊害をもたらしました。
コロナが第5類に認定されて以降はそれほど強く感染予防は強いられていません。
それでも医療機関ではマスクの着用をお願いしています。
病院・医院では抵抗力の弱い病人や高齢者がいます。同じように感染しても重症化率が高く、命を脅かす場合もあります。どうかご協力のほどお願いします。
残念ながら今後もクリニックではマスク着用は免れないものと覚悟する今日この頃です。
著者 院長・医学博士 先田功
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