新型コロナ禍のせいで学会、研究会が軒並みWEB開催となっています。
多くの研究会は中止となりました。全国規模の学会は春の開催予定を数か月延期をして様子を見ていましたが、リアルの実施は難しくWEB開催となりました。
WEB開催の良いところは遠くへ行かなくていいため手間と時間が省けることです。自宅や職場でくつろぎながら学会に参加できます。
ただ臨場感はリアルにかないませんし、質疑応答もなかなかむつかしいところがあります。
また現地に皆が集合することにより学会以外で旧交を温めたり新たな出会いがあったりということがありません。
地方の風土やおいしいものとの出会いもありません。
コロナ禍の今は仕方がないにしても、これが落ち着いたら今後は両方の良いところを採用していわゆるハイブリッド開催という選択肢もあるのではないでしょうか?
世の中のWEB環境が整ったことにより、研究会のWEB開催も実施されるようになりました。
研究会は週末の夜に行われることが多いため、WEB開催になると自宅でくつろぎながら参加できます。
別の用事とバッティングしてもスマホから片手間での参加も可能です。参加人数もそれほど多くないため質疑応答は顔を見ながらできます。
ただしあまりにくつろぎすぎてパジャマで参加したり、背景の映り込みや家族の乱入などに気を付けたりしなければなりません。また自分が発表したり、研究会を主宰したりするときはまた別の気を使う必要があります。
コロナ禍を機に世の中が大きく変わろうとしています。 良い方向に変われることを願ってやみません。
著者 院長・医学博士 先田功
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