西宮市|さきたクリニック-院長のひとりごとコラム-3度目の緊急事態宣言

さきたクリニック
院長のひとりごと コラム HOME
院長のひとりごと コラム
院長のひとりごと コラム HOME

3度目の緊急事態宣言

 3度目の緊急事態宣言が発出されました。今回のテーマは人流の抑制です。
1度目は日本版ロックダウン。日常生活に必須の店舗以外の休業、イベントの中止、全国一斉の休校措置まで取られました。
2度目は飛沫の抑制
でした。主に飲食業の休業あるいは時短営業が要請されました。
今回は丁度ゴールデンウィークに重なり、とにかく人の流れを止めることに主眼が置かれました。私もやむなく宿のキャンセルをしました。コロナ医療体制が崩壊しているイメージイラスト

 

大阪と兵庫のコロナ医療体制は今や明らかに崩壊しています。コロナ患者が十分な医療を受けられていません。コロナと分かっても入院できません。重症化しても人工呼吸器が空いていません。
今回の緊急事態宣言は短期集中を謳っています。
とにかく感染患者数を減らして医療体制を立て直すことが急務です。

 

集団ワクチン接種のイメージイラスト一体いつまで頑張れば、我慢すればいいのでしょうか?唯一の光明はワクチンです。
先行している欧米では明らかに感染者数の抑制効果が認められています。大きく問題になるような副反応もなさそうです。わが国でも準備は進められています。コロナに直接かかわる医療従事者への接種はほぼ終了しました。一般医療従事者および高齢者への接種のめどもほぼ立っています。
日本では毎年インフルエンザワクチンを6000万人に注射している実績があります。ワクチンの供給さえ十分あれば体制的にはそれほど問題はないと思われます。あともう少しと信じて頑張りましょう。

 

日常生活がとても制限されてつらい日々となります。でも今は何としても感染を避けることが大事です。こんな日々だけれども、いやこんな日々だからこそ前向きに頑張りましょう。

 

著者 院長・医学博士 先田功

乳がん検診・乳腺外科
さきたクリニックホームページ

さきたクリニック

著者 院長・医学博士 先田功

さきたクリニック

〒662-0971
兵庫県西宮市和上町2-35 テルヴェ101

院長・医学博士 先田功